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酒石酸

植物界に広く分散している有機酸でフルーツ酸の一種です。ワイン製造のときにできる酒石を原料にしたり、マレイン酸やフマル酸を原料に酸化合成させて作ります。

無色透明な結晶、または白色の結晶粉末で、においはありません。

pH調整剤として使われます。皮膚の酸性保持作用もあります。収れん効果があるので、アストリンゼントローションにも使われます。微生物の発生を阻止する目的でも使われます。

弱酸性化粧水や、乳液・リンスなどにも使われます。クエン酸、リンゴ酸など、ほかのフルーツ酸と併せてケミカルピーリングの溶剤に配合されています。

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