化粧品成分の知識Top >  は行の化粧品成分 >  ホップエキス

ホップエキス

クワ科植物のホップの雌花穂から抽出されたエキスです。褐色から赤褐色の透明な液体で、わずかに特異なにおいがある化粧品成分です。

有効成分にタンニン、フラボン配糖体、精油成分のフムロンなどが含まれています。

香料、皮膚コンディショニング剤、沈静剤、皮膚軟化剤、滅菌剤として使われ、保湿性、収れん性、消炎、抗菌、洗浄作用があります。

エストラジオール(女性ホルモン)と同じ効果があり、アンチエイジングを目的にした化粧品に配合します。

収れん性、殺菌、沈静効果があるため、にきびや脂性肌用、ひきしめ用の化粧品に配合されます。過敏肌用化粧品や脱毛予防製品にも使われます。また活性型男性ホルモンDHTの生成を抑えて、髪を黒くする効果があることがわかりました。シャンプーに入れてコシのない髪にハリを与えるという製品もあります。

化粧水・乳液・パック・基礎化粧品・ヘアトニック・シャンプー・ヘアトリートメント・浴用剤に使われます。

関連エントリー

化粧品成分の知識Top >  は行の化粧品成分 >  ホップエキス