ブクリョウエキス
サルノコシカケ科のキノコのマツホド(生薬名ブクリョウ)の表面の、黒い部分を除いた白く柔らかい菌核から取れるエキスです。
淡黄褐色から淡褐色の透明な液体で、特異なにおいがあります。
成分には多糖類のパキューマン、エプリコ酸、パキマ酸などのトリテルペン類、エルゴステロール、糖、無機物などを含んでいます。
皮膚コンディショニング剤、エモリエント剤として使われます。
保湿、消炎効果があり、肌をしっとりさせます。
また皮膚を再生させる働きも期待できます。
さらに利尿作用があるので、皮膚のリンパ循環を促進させ、むくみを予防する目的にも応用できます。
化粧水・乳液・クリームなどに使われています。