化粧品成分の知識Top >  か行の化粧品成分 >  キサンタンガム

キサンタンガム

ブドウ糖などの炭水化物を、キサントモナス属菌を使って発酵させて作る、酸性多糖類です。微生物由来の天然ガム質で、他の天然ガム質と比べて分子量が10~100倍も大きく、この大きな分子量が水溶液にとろりとした独特な粘性を示します。

多糖類としての保湿効果、ガム質としての増粘効果を持ちます。結合剤、乳化剤、乳化安定剤、皮膚コンディショニング剤として、親水性増粘剤、安定剤として使われます。

肌表面に保護膜を作り、塗ると肌にハリが出ます。乳液やクリームの乳化を安定させる目的や、粉状化粧品を固形状にするための結合剤としても用いられます。

化粧水・乳液・クリーム・美容液・基礎化粧品・メイクアップ化粧品・オーデコロン・歯磨き・ジェル状製品に使われます。

スポンサードリンク

関連エントリー

化粧品成分の知識Top >  か行の化粧品成分 >  キサンタンガム