化粧品成分の知識Top >  か行の化粧品成分 >  カミツレエキス

カミツレエキス

キク科の植物のカミツレの花から取れるエキスです。カモミラエキスともいいます。

花には精油のカマズレン、アズレン、ピザボロール、フラボノイドなどの成分を含み、他に配糖体のアピニゲンなども含まれ、はっかんさようをもちます。

淡黄色、赤褐色、緑褐色、または褐色の液体で、わずかに得意なにおいがあります。

保湿性、抗炎性、養毛、収れん、殺菌、血行促進、充血除去、かゆみ止めなどの効果があります。保護剤、皮膚コンディショニング剤として使われます。

消炎効果は強力で、乾燥による肌荒れ防止からニキビなどの皮膚炎から肌を守る化粧品に配合されます。頭髪用の化粧品にはフケ、カユミの防止、保湿を目的に使われます。

またメラノサイトに対しメラニン色素を作るよう指令する生体成分エンドテリンの働きを抑制し、メラニン色素の生成を抑制する美白効果があり、シミ、ソバカスの防止、紫外線防止、日焼け後の手入れを目的とした化粧品に配合されます。

頭髪用化粧品・洗顔料・アフターシェーブローションなどに含まれます。

関連エントリー

化粧品成分の知識Top >  か行の化粧品成分 >  カミツレエキス